虚構新聞のアレ

ブコメで気になったので。


嘘と断っているジョークを許さない社会のほうがずっと硬直的で危険だと強く思う。虚構新聞を許すと言うのではなく、虚構新聞を許さないとする風潮は許さないでおきたい。

「嘘ですよー」と言えば、なんでも許されるような風潮になるのはイヤだし、僕としてはその方がキケンだと思う。せめて、きっとあの人のことを皮肉っているんだろうな、と分かる程度の偽名を用いるのならば社会風刺として許容できるけど、実名を出してあたかも「実際になされたこと」としてネタにするのは、ジョークではなく捏造。

また、今回の件をエントリにしていた人の多くは、「(ウェブサイトとしての)虚構新聞許さない」ではなく「虚構新聞の今回のネタは許せない」だと思いました。